我が家から歩いて7~8分で行けるのが、都立木場公園。穏やかな陽気に誘われ、久しぶりにカメラを肩から下げて、木場公園まで、ぶらぶら散歩に出掛けました。
広い木場公園内の一角に「都市緑化植物園」があり、取り敢えずその一角へ入れば、季節ごとの小さな花々が楽しめます。
箒草の優しい赤に染まってゆくグラデーションがとても綺麗です。
この時期、シュウメイギクはとっても綺麗です。花弁の大きさが少しづつ違って、細かったり大きかったり、それでも全体がアンバランスなりに整って見えるから不思議です。
メキシカン・ブッシュ・セージが元気いっぱい花を咲かせています。白と紫が混じって、何だか妖艶な感じがしてきます。
咲いている花々を全て紹介していったら、際限がありません。思いの外、あちこちに可愛い花がいっぱいでした。夏の名残りの向日葵が黄色い花を咲かせている、すぐ近くにはコスモスが一叢。もう、季節はすっかり秋色に染まっています。
都市緑化植物園を出て、我家へ戻ろうとしたら、木場公園大橋の橋脚の間に東京スカイツリーがくっきりと見えていました。こんなに晴れた日に、一度は東京スカイツリーの展望台へ昇ってみたいものです。
木場は、江戸から昭和にかけて、材木を供給し「材木のまち」として栄えてきました。
昭和44年に、江東再開発構想のなかの防災拠点の一つとして位置づけられ、木材関連業者が現在の新木場へ移転したのを機に、水と緑の森林公園として整備しました。
また、昭和52年には、昭和天皇御在位五十年記念公園として国から指定を受けました。
公園は、葛西橋通り、仙台掘川によって、南、中、北の3地区に分けられており、木場公園大橋が各地区を連絡しています。