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パブの風景

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一杯、飲みたいとき、お茶も、食事もできる、頼りになるパブ

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パブの風景

会社帰りに「今日、一杯どうですか。」という時、日本であれば居酒屋行きということになりますが、ここイギリスではパブのお世話になります。一杯の飲みたいと思ったときは、少し歩けば必ずどこかにパブが見えてきます。
パブはパブリック・ハウスの略で現在では大衆酒場を示します。パブでは、お酒を飲みながらプール(ビリヤード)やダーツを楽しんだり、曜日によってはクイズやビンゴなどのイベントに参加できたり、音楽の生演奏を楽しむことができます。パブには必ず大画面のテレビが備えつけられており、フットボール(イギリスでは、サッカーのことをフットボールといいます。)の試合を観戦することができます。重要な試合の際には、熱狂的なフットボールファンはパブに集まって試合を観戦し、喜びや悔しさを仲間と分かち合います。
飲み物はカウンターで注文してその場でお金を払います。一人が仲間の分をまとめて買い、次に注文するときは別の人がまとめて注文します。カウンターで「割勘で。」というのは無粋です。ビールはパイントグラスで出てきます。1パイントは約568mlです。パブではビールのほかにジュースやワイン、各種アルコールが注文できますが、イギリス人はビールが大好きです。日本で飲まれているビールはラガー(低温で長時間醗酵させて作るビール)ですが、イギリスではエール(常温で短時間醗酵させる)が一般的です。女性向きのアルコールは、シャンディー(ビールをレモネードで割ったもの)やサイダー(リンゴ酒)です。サイダーは甘くておいしいのですが、ビールよりもアルコール度が高いです。
パブにはテーブル席もあり、パイやロースト、フィッシュ&チップスなどのイギリス料理を注文することができます。最近では、カレーもパブメニューとしてすっかり定着しました。席が空いているときは座ってお酒を飲むことができますが、席の数が少ないので立ったまま飲むこともしばしばです。イギリス人は席が空いていても立ち飲みを好む人が多いようです。夏のお天気がいい日には外でパイントグラスを片手に歓談している人が圧倒的に多いです。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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