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コルマンズ マスタード

イギリス | 紅茶・食料品

王室御用達の紋章を冠するマスタード

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コルマンズ マスタード

Colman's Mustard(コルマンズ・マスタード)のパッケージの上部には、Royal Warrant(ロイヤルワラント:王室御用達)の紋章とBy Appointment to Her Majesty The Queenの文字が見えます。製造業者がイギリス王室御用達のリストに加えられるためには、王族が気に入った製品の製造業者に対して御用達リストに加えたい旨を伝えます。これに応じた製造業者は、王室御用達を示す紋章を製品につけることを許されます。ウェッジウッドフォートナム&メイソン、バーバリなどの一流ブランドが王室御用達として有名ですが、庶民的なお菓子、日用雑貨などを製造するメーカーも数多く御用達リストに加えられています。コルマンズ・マスタードはどこのスーパーにも売っているごくごく庶民的な製品です。

Jeremiah Colman(ジェラマイア・コルマン)は、1814年にNorwich(ノリッジ:イングランド東部の都市)にColman's of Norwich(コルマンズ・オブ・ノリッジ)を創業しました。1823年には、ジェラマイアの甥であるジェームスをビジネスパートナーとして迎え、社名をJ.J.Colemanに改めました。1866年には王室御用達の栄誉を賜りました。会社は成長と共に社会的な役割も担っていきました。1864年には、従業員の子息のために学校を設立しました。この事業は、政府が義務教育の方針を打ち出すおよそ20年も前になされたことで、その時代においては画期的なことでした。1866年には社員食堂が開設され、1878年には企業専属の看護師が雇われました。今でこそ大企業に社員食堂や医務室があるのは当たり前のことですが、J.J.Colemanは、ヴィクトリア時代に企業の福利厚生の基礎を作り上げました。1973年には、創業150周年を記念してノリッジに直営店をオープンさせました。1995年にはユニリバーの傘下に入りましたが、現在でもコルマンズの名称で昔と変わらずマスタードを作り続けています。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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