フエはベトナム中部にあって、かつて阮王朝が都とした町です。この王朝が全国から料理人を集め腕を競わせて宮廷料理を作らせたという歴史があり、それを庶民化させたのがフエ料理だそうです。ホーチミンでそのフエ料理を食べさせてくれる店に今回は行きました。NamGiaoRestaurant(ナムヤオ)ベンタイン市場のすぐそばにあります。昼食時地元の人でもの凄く込み合っています。店の雰囲気も洗練されています。まずはバインベオ小さい皿に餅が張り付いていて、その上に海老のすり身が乗っています。スプーンですくって、ニョクマムのタレにつけて頂きます。有名なCUONTOMCHUA生春巻きの上に豚バラの薄切りと海老が乗った料理もあります。こちらはお店の人のオススメで皆が食べています。他にもシジミをハーブとスパイスで炒めたものを大きな胡麻せんべいとともに頂く料理や、蓮の葉を器にした蓮の実入りの蒸しご飯、ほんのり甘味がある米粉のゼリーなど、どれも上品に仕上がっていて満足。実は最初の2品をランチに。この2品で320円+飲み物 合計500円。残りの品を夕食で頂きました。これらが約700円。ベトナムは幸せになれる国です。