レジェンドホテル・サイゴンは、サイゴン川を望むトンドクタン通りの広い敷地に建つ贅沢なデラックスホテル。開放感のあるロビーや屋外プールはリゾートホテルの雰囲気だ。日系企業の経営なので日本人スタッフも常駐している。
今回はパックツアー。私たちの帰国便は深夜出発、出発ぎりぎりまで部屋を使えるプランということで、セレクトしたのがレジェンドホテル・サイゴン。日系ホテルということでも知られている。ロビーは、天井低めですが広々。エレベーターの前にはスタッフさんがいて、ボタンを押してくれる。私たちはエグゼクティブルームプランということで、ラウンジ使用OK。部屋はごく普通のツインルーム。ライティングデスクには高速インターネットケーブル(LAN)がひいてあり、その脇のコンセントは日本と同じプラグを差すことができる。ただし変圧器は必要。テレビはプラズマ。DVDを見たかったので、事前にホテルにお願いしてDVDプレイヤーを部屋に運び込んでもらっていた(無料)。さっそく再生しようとしたのですが・・エラー!リージョンコードが違ったようだ。
テレビの脇にはウェルカムフラワー。ウェルカムフルーツ。ユニットバスにシャワーブースはなし。ただし、このホテルにはアレがあります。そう。このホテルが有名なのは、ベトナムで唯一(?)シャワー式トイレが標準装備されているから。そういえば世界中どこへ行っても見かけたことない。あるとうれしい。聞いたことのないメーカーの品だった。
アメニティはオリジナルのもの。シャンプーも石鹸も泡立ち悪し。リンスはつけてもつけても効果が見られなさそうなモノだった。気になる方はトリートメントを持参したほうがよいかも。窓からはサイゴン川が眺められ(ついでにバイクの渋滞も眺められ)、なかなかのお部屋。スリッパ、バスローブ常備。寝巻きもあったが、ポリエステル製で着心地が悪く暑かったので持参した部屋着で寝た。時間によっては日本人スタッフもいる。
エグゼクティブラウンジでは朝・昼・晩と食事のサービスがあるが、朝ごはんはそれほど品揃えがよくない(シリアルとパンくらい)ので、がっちり食べるなら1階のカフェへ行ったほうがよいだろう。デザートビュッフェ(というほど品揃えはないが)はミニサイズのケーキやフルーツ、プリンもあった。夕方はビールもいただけるし、揚げ春巻きなど軽食も揃う。ドリンクはペリエもあった。特筆すべきは、アオザイを着た女性スタッフがとってもスタイルが良かったこと(それなりのお店・ホテルでは、アオザイが似合うスレンダーな女性が接客をしているケースが多かった)
エグゼクティブラウンジはパスして、一階の「アトリウムカフェ」へ。すると朝食ビュッフエの中に炊飯ジャー発見!隣は納豆!!このホテル、日系だった。ご飯はまずまず、納豆も柔らかいけどなかなか。噂のワッフル。焼き型を覗き込んでいたらシェフがその場でちゃっちゃと作ってくれた。かりかりしっとり、まずまず。 フォーも好きな麺をチョイスして作ってもらえる。何よりも一番気に入ったのは納豆ではなく!おかゆ。白粥と鶏粥があり、鶏粥が絶品!ピータンとねぎをトッピングしたら何杯でも食べられそうだった。