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アンコール・トム

 3.8  |  ベトナム | 王宮・寺院
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アンコール・ワットと並ぶ巨大寺院の遺跡「アンコール・トム」

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アンコール・トム

カンボジアのアユムリアップ近郊にある巨大寺院の遺跡群で、世界遺産にも登録されています。

アンコール。ワットと並んで有名な遺跡で、アンコール・ワットがヒンドゥー寺院なのに対して、こちらはもともとは仏教寺院として建設されました。歴史の中で、途中でヒンドゥーに改築された歴史があります。建設は12世紀末にジャヤバルマン7世によって建てられました。ものすごい面積の遺跡群で、城門内の敷地のいたるところに遺跡があります。アンコール・トムは「大きな都城」という意味で、このことがよくわかります。中心部は最も有名なバイヨンです。

敷地内の主な見所は以下です。

 

1)プノン・バケン 2)城門 3)象のテラス 4)ライ王のテラス 5)バプーオン 6)王宮

7)クリアン 8)プリア・ピトゥ 9)プリア・パリアイ

他にもいっぱいあります。どれもが精巧な彫刻がほどこされていて、見事です。

あまりにも広いので、大抵の人はバイヨンと像のテラスぐらいの見学となります。

時間があれば、3日券などを購入し、ゆっくり見ると良いのですが・・・

楽しみ方

・拝観料はアンコール遺跡群共通で1日券20US$、3日券40US$です。発見所で差新を撮影し、パスポートを発行してもらえますので、これを各遺跡の入り口で提示すればフリーで入れます。



コース紹介


バイヨン(bayon)

観音菩薩を四面に彫り付けた巨大遺跡「バイヨン」はアンコール遺跡群の中で最も有名な遺跡です。バイヨンはアンコール・トムの遺跡群の敷地の中心部に位置し、特徴はなんといっても石像の彫刻です。中央の堂はもちろん、中央堂のまわりにある多くの小堂までもすべての壁に微笑みを浮かべた観音菩薩の大きな顔が四面に掘られているのです。これは「バイヨン様式」ともいわれる建築方法で、大乗仏教の世界すべての人を救済するという考え方で、成仏を信じる人はすべてのひとが菩薩とされ、四面から慈悲が世界中に届けという意味が込められているそうです。回廊敷地内に入ると、迷路のように無数の通路があり、何かを目印にしないと迷ってしまいます。これは建築当初以外に、改築が加えられ、当初の回廊が複雑に変更された為です。各国の援助で修復されており、それを示すプレートが入り口にあります。維持はとても大変だと想像できます。また、壁のレリーフもすばらしく、当事の貴族階級や庶民の暮らしを見ることができます。

 

 

象のテラス(Elephants Terrace)

アンコール・トム遺跡のひとつです。時の王であるジャヤバルマン7世の王宮から勝利の門へ繋がる道筋にあるテラスで、通称が「象のテラス」で、名の通り、テラスの壁に見事な躍動感を示す像の彫刻が彫られています。また、等身大の象の彫刻も見られます。壁の彫刻では、戦闘に向かう象なども見られ、当時は戦闘の象が使われた様子がわかります。もともとこのテラスの中央部にあるところは「王のテラス」と呼ばれ、クメール軍の閲兵を行うために使われた場所です。よって、勝利の門に続く道にテラスがあるという訳です。当時はこのテラスの上に木製の建屋があったとのことです。観光の場所としても知れ渡っているので、多くの観光客が見学しています。

 

 

城門(the gate)

アンコール・トム遺跡の環濠から敷地内に入るのに通る城門です。アンコール・トムには5つの城門があり、そのどれも城門の上に四面の観音菩薩の顔をもった塔が立っています。とても彫刻がこった城門で、観光でと通っても、これから遺跡にむかうのだなとワクワク感を与えてくれます。5つの門の内、4つの門はまっすぐ、アンコール・トムの中心であるバイヨンに通じています。名称は「北門」、「西門」、「南大門」、東の門は「死者の門」という名称がついており、残りの一つが「勝利の門」です。「南大門」がシュムリアップ市街からの通り道となっており、有名です。南大門をくぐると、環濠に架かる橋の両脇の欄干には阿修羅増などがつらなり、これも壮観です。「死者の門」は戦争で命を落とした人を運び込む門として使われたようです。「勝利の門」は戦勝した軍隊がこの門をくぐって入り、真直ぐ王宮に繋がっており、時の王に戦勝の報告をする為に使った門とのことです。これらの門から中央のバイヨンまでは1.5kmほどもあり、アンコール・トム遺跡の壮大さを感じさせます。
基本情報
  • アンコール・トムの営業時間情報営業時間:6:00~18:00
  • アンコール・トムの定休日情報定休日:無休
  • アンコール・トムの日本語情報日本語:不可
  • アンコール・トムのカード情報カード:可
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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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