人道支援センターは、ベトナム戦争に参加したアメリカ兵士によって1996年に設立されたNGOであるホンゴック人道支援センターが正式名称。終戦後の戦争孤児や身体障害者の職業自立支援を行う施設として誕生した。ハノイ、ハイドン、バクニンなど全4つのセンターで約700人がはたいており、その約70%は障害を持つ人で女性が大多数だそうだ。ベトナム戦争の影響を受け障害を持つことになった人々が、ベトナムの美しい景観を大小さまざまな刺繍作品に仕上げる姿をみることができる。また、ここではそんな作品を購入することができる。
ハノイからハロン湾へ向かう途中、人道支援センターにトイレ休憩を兼ねて立ち寄ることがあるかもしれない。ここは、ベトナム戦争での孤児や、枯葉剤によって奇形児になってしまった子供たちに職業訓練をして、自立するのを手助けするために、国際機関の援助を受けて設立されているところ。ベトナムの代表的なおみやげの刺繍製品は、ここに工場もあるので、他よりもかなり安く買うことができる。