ホーチミン市旧市街(サイゴン)の南方数キロにホーチミン7区「フーミンフン(ナムサイゴン)」がある。「フーミンフン(ナムサイゴン)」とは台湾企業によって開発されたホーチミンの副都市とも云える地区である。台湾の開発業者「富美興(フーミーフン/PhuMyHung)」の名前から地元では「フーミンフン」と呼ばれることが多い。雑多でバイクでいつも混雑しているサイゴンと異なり、フーミンフンは10車線の道路、ゴルフ場、遊園地がある静かで高級感を感じさせる地区。韓国系のショッピングセンター「ロッテマート」もある。フーミンフンのコロニアル風の住宅。サイゴン市内とは全く異なる雰囲気を持つ街だ。ショッピングセンター(SC)・ロッテマート。スーパーマーケットのほか、家具類などの耐久消費財、ファッション衣類、フードコート、映画館、ファーストフード店などが入居している。しかし、まだまだ「フーミンフン」も開発途上というイメージがかなり残る雰囲気。正直なところ、このロッテマートとタイのSCを比べるとロッテマートは安普請で小規模に感じる。