タイの街中でよく見かける「バイクタクシー」。通称「バイタク」だ。ホテルや駅周辺など、人の多く集まるところにバイタクあり。タクシーメーターのようなものはなく、運転手との交渉によって値段が決まる。運転手の後ろに乗るため、一人しか乗客できず、もちろんヘルメットも無い。交通渋滞が慢性的に発生するバンコクにおいて、車の間を容赦なくスイスイ潜り抜けていくバイタクは有効な交通手段である。そして、乗り心地もなかなか気持ちが良い。
値段は交渉次第だが、大体5分圏内くらいなら20バーツが妥当だろうか。基本ソイと言われる2車線ほどの通りを専門に動くため、大通りでの長距離移動は逆に嫌がるらしい。1~2キロほどなら断然バイクが良いが、タクシーより高くつくこともあるので要注意。また、バイクタクシーによる事故も少なくないのであまりオススメはできない。