バンコク内にも日本同様たくさんのマクドナルドがある。バンコクの物価からすると値段が高めなので、店内は観光客や外国人が多い。観光客からすると格安に感じるが、地元の人にとっては高級品だ。タイのマクドナルドは、ドナルドが合掌のポーズで出迎えてくれる。パイの種類には、タロ芋、パイナップル、コーンと3種類あって、日本でおなじみのアップルパイはない。また、ナゲットのソースは、甘い梅風味。店内にケチャップとスイートチリソースが常備されているのも異なる点だ。また、タイのマクドナルドと言えばドナルド君がワイで出迎えてくれるのは有名だが、ホテルの部屋にもマクドのメニューの冊子が載っていたのが興味深い。
世界の物価を比較するのにビッグマック指数というものがある。英エコノミスト誌が提唱しているものなので、それなりに権威というか信憑性もあるだろう。単純に価格を比較するのではなく、ビッグマックを1個買うのに、何分の労働が必要か、という時間で相対評価したりして使う。東京は世界最高(最安)レベルで12分、バンコクは45分だそうだ。上海30分、クアラルンプール41分、北京44分、マニラ88分と聞くと、あーなるほどそんな感じかもね、と思えてくる。実際にいくらかというと単品73バーツ(ほぼ200円)、セットで121バーツ(約330円)。なんと、メニュー一覧にダブル・ビッグマックなるものがあるとか。パン・肉・パン・肉・パンという構造が通常のビッグマックだが、これがパン・肉・肉・パン・肉・肉・パンとなる。実に肉が4枚。もっとも実際の肉の量はダブル・クオーターパウンダーと同じぐらいかもしれない(タイにはクオーターパウンダーはないよう)。これは単品99バーツ。さらにメニューの載せ方からして期間限定メニューっぽいが、トリプルビーフ・チーズバーガーなるものも。あと、これは以前実際に食べたことがあるが、ダブル・フィレオフィッシュがある。単に魚のフライが2枚はさまってるだけなのだが、なんかゴージャスな感じで85バーツ。他は、ほとんど日本と同じメニューだが、Chicken'nCheeseというやつだけは日本にない。見たところコロッケ風のものがはさんである。あと、テリヤキバーガーはサムライ・ポーク・バーガーという名前。
パイ
ナゲット