王宮周辺といわれる地域にある「国立博物館」。タイ最大の博物館であり、結構広く見所も多い。ざっと見て回るだけでも1時間はかかってしまいそうだが、ぜひじっくり鑑賞したい場所だ。この博物館は、1874年ラーマ5世時代に開館し、1887年に現在の場所へ移転した。もともとは副王の宮殿だったものを博物館としている。館内は先史時代から近代に至るまで数々の展示品が並べられ、コースに則って見学すれば、時間列に従って鑑賞することができる。歴史館には、ユネスコの世界記録遺産に登録された「ラームカムヘーン大王の石碑」の展示されている。
毎週水曜日と木曜日の9:30から11:00までは、日本人ボランティアによる無料の日本語ガイドがある。基本的には第一、第二水曜がタイの文化、歴史、伝統工芸品などで、第三、第四、第五水曜は仏伝の壁画、宗教美術についてとのこと。木曜日は担当によるらしい。分かりやすく、内容も濃いので、時間が合えばぜひ参加したいところだ。
役立つ情報
ロッカーが無料で貸し出してもらえますので、手荷物を入れてから見て回ると手ぶらでも回れます。
他情報
*自転車で寺院巡りを!
歴史的建造物が並ぶ街でサイクリングを楽しんでほしい、また、地球温暖化防止にもつながるはず、としてバンコク都庁が始めた自転車無料貸し出しサービス!
自転車は、バンコク都庁、エメラルド寺院前、国立博物館前、ワットポー前、エリア内公園など、設置されたサービスカウンターで借りることが出来る。
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