「ザ・バス」は、ワイキキやアラモアナ周辺だけでもかなりの路線があり使いこなせればレンタカーも必要ないくらいオアフ島全域をカバーしている。ワイキキに滞在の方は、行きも帰りもクヒオ通りから乗り降りしバス停も1~2ブロック間隔である。鉄道の無いハワイは、公共交通機関といえば、この路線バスのみ。海外で路線バスって、結構、旅慣れた人にとっても高等テクニックだと思うがハワイは乗りやすい。本数は多いし、料金も明快。しかも、オアフ島一周が出来るし、また、空港に寄ったりもするのが、行くまでに一時間弱と滞在時間が短い人は止めた方が良いかも。また、何処にでもあるコンビニABCストアにて、バスのガイドブック(日本語版)を購入出来る。乗換えの際に乗り継ぎチケットを貰えば、安くなるトランスファーチケットもあるとか。その昔は$1未満で乗車出来たが、その後$1になり2001年には$1.5、そして2003年には$2に値上げ。しばらく、$2の時代が続い ていたが、とうとう$2.25ドルに(65歳以上と6~17歳は据え置きの$1)値上げ。
≪TheBUS≫に乗る際の注意
1.寒い。
2.始発のバス停以外は時刻表が無いので、気長に待つ。
◎バス亭
ワイキキ周辺やアラモアナでは、バス停にルートが書いてあるので便利。だが、郊外に行くとバス停の看板だけが電柱や、ヤシの木にぶら下がっているだけの状態のバス停もあり、遠出をするときは事前に調べておいた方がいいかも。ワイキキからアラモアナに向かうとバスは海側のバス停に到着するが、帰りは上の画像にある山側のバス停からしかワイキキに向かえないので要注意。
◎料金・チケット
料金は、距離に関係なく大人2ドル25セントで子供は1$。おつりは、出ないのでバスに乗る前に小銭を準備した方がいい。
運賃を払うときに「トランスファー・プリーズ」というとの乗り換え券をもらえる。この乗り換え券は、基本的には2時間以内の乗り換えに有効なのだが、特にチェックはないので当日であればだいたい使える。乗り換えではなく同じ系統のバスで出発地に帰ってくる際も使用できる。また日毎に、トランスファーチケットの色が違うので翌日は使えない。
◎アナウンス
観光客が乗車するルートであればバス停毎にテープ案内してくれ、次のバス停の名前が電光掲示板に出るバスもある。郊外に行くときは運転手に一言声をかけると、そのバス停で停車してアナウンスで呼んでくれる。
◎利用方法
乗車は、前からで乗車時に運賃を入れる。バス内の窓際にあるヒモを引っ張ると次のバス停で停車してくれる。降りるときは前後どちらのドアからも下車できるが、後ろのドアは自分で開けないと開かない。夜間は、人気の少ないバス停もあり郊外では治安の良くない場所もあるので注意が必要。暗くなると、主要路線でもお客さんもいないので時間と場所によってはタクシーをおすすめ。
◎オススメ!!
またABCストアで販売している「TheBus徹底活用ガイド(日本語版)」は、バスで観光をしてみようとする方におすすめの1冊。