韓国鉄道公社の列車で、KTX開通前は韓国の主力列車だった「セマウル号」。セマウルとは新しい村という意味があり、パクチョンヒ大統領政権下で起こったセマウル運動にちなんでいる。1969年にはじめて登場したときは観光号と呼ばれたが、1974年に改名、KTXが登場するまではソウルー釜山間を4時間で結ぶ主力列車であった。
セマウルはディーゼル機関車牽引の客車タイプの6両編成で、一般室と特室がある。しかし、一般客室でも日本のグリーン車なみの広さがあり、足も伸ばせて十分快適である。
「セマウル号」を利用して、地方への旅も良いだろう。
他情報
・ムグンファ号と比べると、座席間隔が少し広く、ゆったり目に作ってあります。
・値段で行くとセマウル号は「ムグファン号」の倍です。