韓国特有の金属の器に高く盛られた冷麺の麺は、製麺機から押し出したままの長い状態で器に盛られています。
そのため、調理用鋏で食べやすい長さに切って、好みによりキムチや調味料などを加え、よく混ぜてから食べます。
朝鮮半島の食文化では食器を手に持って食べることはマナー違反になってしまうといわれていますが、ムルネンミョンに限っては食べにくいからか、スープを飲むときお皿を持って口をつけても大丈夫。
本来は寒い冬に暖かいオンドル部屋の中で食べる料理だったそうですが、最近は食堂は夏限定、冷麺専門店では冬にも普通に食べられる。
地方によっては、緑茶や薬草など、さまざまな材料を練り込んだ冷麺を出す店もある。
冷麺専門店では、焼いた肉がサービスでついてくることが多い。