月映橋の名前は、その昔、ソンビ(学者)達が詩を詠んだとされる「月映台」が安東ダムの建設によってこの地に移されたことと、「月谷面」「ウムダルゴル」という昔の地名にちなんで付けられたと言います。
また、月映橋の形は、朝鮮時代中期のとある夫婦の美しくも崇高な愛の物語に基づいていると言います。先立ってしまった旦那を追慕し、自らの髪を抜いて一足の靴(ミトゥリ)を編んだ妻の悲しくも崇高な愛を称え、橋の形に反映したそうです。
川を渡った先には、「ウォニオンマテーマ通り」という展示があり、先立った旦那を恋しがり、「夢でも良いから会いに来てほしい」と書かれた手紙の内容が記されています。柵には、カップルの思い出作りにと、ハートの付いたチェーンが掛けられています。
月映橋は、夜暗くなると橋全体がライトアップされ、美しい夜景が眺められます。照明は冬季は6時頃、夏季は8時頃に点灯します。
月映橋では、土日限定で1日3回噴水ショーが行われます。橋の両サイドから水がアーチを描いて放出され、照明にきらきらと反映し幻想的です。噴水ショーは、12時30分、15時30分、8時30分から、約20分間行われます。
月映橋の道路側には、カフェや地元名物の塩サバやチムタクなどが食べられるグルメ店があります。
夜景をご覧になられる方は、こちらで夕食も一緒にいかがでしょうか?
橋を散策中に、お手洗いが行きたくなったら、水博物館の脇に公衆トイレもあり安心です。