マラッカのチャイナタウンに位置する「カンポン・クリン・モスク」は、マレーシア最古のモスクである。1748年い建築されたと言われている。屋根は木造でスマトラ様式の3層をしており、説教代には中国とインドの影響を受けたと思われる彫刻が施されている。また、堂内の壁にはイギリス製とポルトガル製のタイルが使用されているそうだ。東西の様式を織り交ぜた建築が、歴史上各国と関わってきたマラッカらしい。そんなに観光客でにぎわっているわけではないが、ゆっくり見学してみるのも良いだろう。基本的に入場料は取られないが、気持ち程度の寄付は置いていったほうが良い。また、中に入れてもらった時は、敬意とマナーをもって見学させてもらうようにしよう。