ハイソな雰囲気のオシャレな街、狎鴎亭(アックジョン)。中でもギャラリア百貨店のすぐ真向かいにあるロデオ通りはオシャレで個性豊かなブティックやカフェが集まり若者たちに人気のスポットです。このロデオ通りの中にちょっと変わった焼肉店があります。名前が「サンボン・ファロクイ」。なんとタレントのうつみ宮土里さんもおススメしているお店なんです。ロデオ通りの角に構えられた大きなお店で、2階まであります。席はお座敷とテーブルに分かれ、2階は特に雰囲気が日本の囲炉裏を思い出させる古風なつくりになっています。サンボン・ファロクイのメインメニューは果物ソースをかけた牛の三枚肉。牛の横隔膜(チャドルバギ)の下のお肉を使っています。しゃぶしゃぶ用のように薄くスライスされて出て来るお肉はちょうど良く霜がのっていて美味しそう!また、学生でも負担のないリーズナブルな価格なのが嬉しいポイントです。お肉にかかっている果物ソースはサンボン・ファロクイが独自に開発したものなんですよ。お肉をより柔らかくし、ほのかな風味と甘みを加えます。果物ソースのおかげで脂っ気が取れさっぱりと食べられるため、若い人たちに特に人気なんだそうです。お肉が美味しいもう一つのポイントは炭で焼くこと。鉄の鉢に炭を入れ、その上に置いた鉄板で焼くのも赴きあっていいですよ。炭はガスと違い、火が効率よく行き渡り、お肉の香りや旨みはそのままで、柔らかく焼きあげてくれます。サンボン・ファロクイで焼肉と並んで人気なのが冷麺。どうして人気なのかは見て食べて納得します。まず違うのは普通の冷麺よりスープが白いこと!サンボン冷麺はさつまいものでんぷんで作った麺にトンチミの汁をかけたもので、スープの酸味と麺が持つ甘みが調和し、すっきり上品なお味です。お腹がいっぱいでもペロリと食べられてしまいます。普通の冷麺は肉のスープで作るため、その独特な匂いが苦手な人もいる中、サンボン冷麺は水キムチのスープで作るので後味もサッパリです。日本人のお客さんにも好評なのだそうです。行ったら誰かにおススメしたくなる、個性的かつ美味しい牛の焼肉を食べたかったらサンボン・ファロクイへ足を運んでみてください。
★店内
外観 | 看板 | 店内(お座敷) | 店内(テーブル |
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モダンな木造の外観。サンボン・ファロクイと縦に書いてあります。角にあるので見つけやすいですよ。大型焼肉店です。 |
赤と黄色で目につきやすいサンボン・ファロクイの看板。グランド百貨店サンボン冷麺のお店と書いてあります。 |
店内はお座敷とテーブルに分かれています。お座敷は窓に面していて、ロデオ通りの賑やかな街並みを見下ろしながら食事を楽しめます。 |
煉瓦の壁と木目調のテーブルが高級感を演出しています。 |
和風な2階お座敷 | 2階 | 鉄の鉢 | 炭火焼き |
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2階もあるサンボン・ファロクイ。壁のインテリアは炭です。さすが炭火焼きを誇るお店といった感じです。 |
どことなく和風の居酒屋のように感じる2階。テーブルと椅子が長く繋がっているのが不思議な特徴です。団体のお客さんにおススメの席です。 |
この鉢の中に炭を入れ、その上に鉄板を乗せてお肉を焼きます。炭はお肉を一番美味しく焼くための必須条件ですよね! |
炭火はガスと違って一気にお肉に火が通るので、肉本来の味と香りをそのままに、柔らかいお肉を食べることができます。 |
★ 味付け牛三枚とサンボン冷麺
味付け牛三枚肉 | 野菜 | トンチミ | 大根の甘辛和え |
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なぜ牛なのに「三枚肉」と言うかというと、豚の三枚肉のように霜降りがしっかり乗っているからです。キノコが一緒についてきます。 |
野菜はオーソドックスに、サンチュ、えごまの葉、そして唐辛子。 |
お肉を食べていると口の中が脂っこくなりますよね。それをスッと流してくれるのが水キムチ「トンチミ」です。さっぱりして美味しいです。 |
お肉と一緒に野菜に包んで食べると美味しいですよ。お肉の柔らかさと大根のシャキシャキ感がクセになります。 |
湯気が立って美味しそう。 | 出来上がり。 | 冷麺 | コシの強いさつまいも麺! |
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鉄板にお肉ときのこを乗せてしばし焼きます。じゅーじゅー鳴る音と、焼ける香りに思わずよだれが垂れそうです。 |
あまり焼きすぎないのがポイント!少しだけピンクを残した状態で食べてみてください。柔らかくほのかに甘い牛肉にほっぺたが落ちてしまいそう! |
サンボン・ファロクイのもうひとつのメインメニューが冷麺!実はこちらでは肉のスープの代わりに水キムチの汁を使っています。だからサッパリしてお肉とも相性グッド! |
この酸味と麺のコシがのどごし爽やか!梨と食べるともっと美味しいですよ。スープも一緒にゴクゴク飲んでみてください。 |