漢江は、ソウルの中央部を流れる全長514kmの河川だ。ソウル市内の漢江には18の橋と3つの鉄橋がある。北の江原道に水源はあり、京畿道北東部を南流してきた北漢江と、忠清北道東部、京畿道南東部を北流してきた南漢江が、河南市・南楊州市・楊平郡の境で合流し、ソウル市域の中央部を北西方向へ流れ、坡州市の烏頭山統一展望台付近で臨津江と合流し黄海の江華湾に注いでいる。ソウル市民の憩いの場として人気が高く、夏の時期には夕涼みに訪れる家族連れも多く、また漢江にかけられた橋が夜にはライトアップされることからデートスポットとしても人気。韓国ドラマファンならテレビドラマでお馴染みの場面を求めて漢江を訪れる人も少なくないだろう。また、漢江周辺の観光スポットを楽しみにやってくる旅行者も多いことで有名。