タイ国内の主要都市を結ぶ長距離バスは多数運行しており、種類もさまざまだ。なかでも豪華で快適なのが「VIPバス」になる。チケット購入時に座席が決まっていて早いもの勝ちでないので安心だ。バスターミナルに着くと、サービスの水が用意されていたので、ちゃっかり2本ずつもらっちゃった。座席には枕とブランケットがある。基本的にタイのバスというのはエアコンが効きすぎているので、ブランケットがあると助かる。だが、ブランケットだけでは寒いので、できれば上着を持参した方が良いだろう。そして、機内食の軽食セットみたいなBOXが置いてあり、マフィンみたいなのが2コとウェットティッシュ、コーヒーの粉と砂糖、ミルクセットが入っている。そのほかにも、1階にコーヒー、紅茶とお湯、水が置いてあるので、適当に作って飲んで大丈夫だ。さらに、12時ころ停車した休憩所では、お姉さんが乗ってきて、チケットを確認しながらジュースを2本ずつくれる。肝心の座席も、前列の人が思いきりシートを倒しても、ゆったり横になれるほど広めのスペース。サービスは満点で、意外と快適な時間を過ごせる。安いし、道路事情も良好なので、時間に余裕のある人は、バス移動にチャレンジしてみてはいかがだろう?ただし、睡眠中に盗難に遭うケースもあるので、貴重品の管理には十分気をつけよう。