タイでは日本食の広がりとタイ独自の日本食の深化が凄まじい勢いで動いている。なんと、日本食を扱うレストランが1,250軒もあるそうで、ついに寿司の屋台も登場。その名も「ドクター・スシ」。バイクを改造した三輪車が店舗となり、タイ人の間で注目を集めているというのだ。
タイ全国に展開する日本料理チェーン「富士レストラン」の元シェフが社長を務める会社に、タイ製オートバイ「SUMOTA」を生産するクサマイ・モーターが出資し、フランチャイズ展開をしている。フランチャイズ料は20万バーツで、加盟金の内訳は、機材一式19万バーツと3日間の研修代1万バーツとのこと。営業開始の為の許可証の取得や営業エリア、マーケティングなどのサポートも行ない、2011年中に100台の展開を目指しているという。
気になる寿司の中身だが、カリフォルニア巻きやカリフォルニア手巻き、マグロにぎり、サーモンにぎりなど10~20種類を用意し、ネタにより5個、8個、10個のセットを60バーツで販売するのだとか。今後、街中で見られる光景として定着するのか、見ものだ。