タイのコンビニでツバメの巣のドリンクなんかとともに、冷蔵庫の棚の上のほうによく置いてある商品「ブランズ・チキンエッセンス(鶏精)」。栄養ドリンクで、東南アジアを中心に爆発的な人気を誇っている。その販売量はなんと、年間1億6000万本を超えるそう。確かにタイにいると、夜のお仕事の方なんかが、仕事前にコンビニで「チキンエッセンス」をグイッと飲んでいる姿を何度か見かけることもある。この「チキンエッセンス」の歴史は170年以上も前にさかのぼる。バッキンガム宮殿のコック長だったブランド氏が、国王の健康のために栄養豊富なチキンスープを作ったのがはじまり。その後、長年にわたる改良・研究を経て、世界で愛される健康滋養食品なった逸品というわけである。「チキンエッセンス」の中身の主原料は、なんと鳥の胸肉。厳選した鳥の胸肉を主原料に、ブランズ独自の製法で吸収しやすい良質のたんぱく質を抽出しているとのこと。気になる「チキンエッセンス」のお味のほうだが、決しておいしいものではない。ただ夜のお仕事の方が飲まれているので、滋養強壮には良さそうだ。タイのコンビニで見つけたら、一度試してみては?これが東南アジアで支持されている栄養ドリンクである。