釜山で夏の食べものと言えば・・ミルミョン。
冷麺と違うところは麦粉を材料とした麺で作った冷麺で、
釜山が発祥の地で、釜山の夏の風物詩のひとつです。
ミルミョンは、朝鮮戦争が始まった1950年以降、
北から避難してきた戦争難民が、故郷「平壌」の冷麺を再現しようと
当時食糧不足で手に入らなかったジャガイモやそば粉の代わりに
アメリカから援助物資だった小麦粉を代用して出来たのが、
ミルミョンの始まりだと言われています。
釜山市内では冷麺の店より、ミルミョンの専門店の方が多く、
夏の風物詩の食べもののイメージがありますが(暖かいコタツでアイスクリーム食べるような感覚で)
冬にもよく食べられるミルミョンです。