カルバドスの製造所であるドメーヌ・デュポン。お酒好きな方なら耳にしたことがあるかもしれない。歴代のワイン製造業デュポン家のミシャル氏とボルドーで働いていたアメリカ人ファン夫妻が作ったドメーヌ。世界の一流レストランにも置かれているすごいワインなのだ。
メーヌ・デュポンの入り口は立派な門。中には相当数のお酒が並んでいた。カルバドス、シードル、ポモー、りんごジュース・・・どれもりんごから作られたもの。ポモーというのは、カルバドスをりんごジュースで割ったものだそう。同じように見えるカルバドスにもランクがあり、熟成年数によっても味も香りも全く違うそう。早速試飲させてもらった。5年ものまでの若いものは、ほぼ同じで、ほんのりりんごの香りがして普通に美味しかった。10年ものあたりから、ガツンと深みが増してきて、高級ブランデーの味わい。20年ものくらいになると、今度はキツすぎる感じがした。さんざん悩んだ挙句、12年ものくらいが一番美味しかった、ということで1本購入。日本で買ったら5~6倍の値段!シードルも1本購入。こちらのシードルは飲んだ人によると、高級シャンパンの味わいだそう。