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ハーメルン

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ブレーメンからも近いメルヘン街道に位置するグリム童話な街ハーメルン

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メルヘン街道に位置する「ハーメルン」は、グリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」で有名な街。街のとある場所に描かれた足跡を辿って行くとあるハーメルンの笛吹きの男が現れる。噴水になっているが、あまりにも街中がノンビリ(田舎)し過ぎで、やっぱり、期待してたのよりも地味なのが惜しい。昔、数多くの子供達が失踪した事件と中世ヨーロッパは不衛生で特有のネズミが出ていた事から創られた童話だとか。子供達が連れ去られた場所は現在でも、舞楽禁制通りとされ踊りや音楽は禁止されているそう。しかし、マルクト広場では毎夏にハーメルンのネズミ捕り男の演劇やパレードが行われる。また、ハーメルンのお土産でも可愛いネズミの小物等が人気。グリム童話をたどるのに必須な「ハーメルン」に是非訪れて。

 

 

役立つ情報

 

 

*グリム童話「ハーメルンの笛吹き男(ネズミ捕り男)」

グリム童話の舞台、メルヘン街道の中でも人気の町、ハーメルン。

ハーメルン旧市街の中心にある「結婚式の家」と呼ばれる建物で、

ネズミ捕り男のからくり劇を見ることができます。

毎日、13:05、15:35、17:35にからくりが動きます。
まずは、上部にあるたくさんの鐘が音楽を奏で始めます。
そして、中央の茶色が扉が開き、「ネズミ捕り男」の始まり始まり~!

ちょっと恐いお話ですが、現在のハーメルの町中にはかわいいねずみちゃんグッズがたくさんあり、

とても楽しい街です。

 

中世のハーメルンは製粉工場が多かったためねずみの害にとても悩まされていました。

ある日、町にネズミ捕りを生業にしている男がやってきて、「街中の鼠を駆除します」といいました。
高額な報酬を要求されましたが、町の人々は「鼠を全部駆除できたら払う」とネズミ捕り男に約束しました。
ネズミ捕りの日、男が笛を取り出して吹き始めると、街中からねずみが男の周りに集まってきます。男が歩き出すとねずみもついてきます。
男はハーメルンを流れるテーベ川まで鼠を先導し、ねずみはテーベ川でおぼれて全滅してしまいます。
男があっさりとネズミを退治したのを見て、町の人たちは高額の報酬を払うのがおしくなり、ネズミ捕り男に報酬を与えませんでした。

男は腹を立てて町を出て行きましたが、1284年の6月26日、奇妙な格好で再びハーメルンの町にやってきます。この日、大人は全員教会にミサに行っており、子供達が留守番をしていました。
ねずみ捕り男が先日とは違う音色で笛を吹きだすと、今度はねずみではなく、4歳以上の町中の子供達がネズミ捕り男の周りに集まってきました。
 

ネズミ捕り男はそのまま子供を引き連れて町を出ると、子供達とともに、どこへとも分からず消えてしまいます。
そして二人の子供だけが取り残されました。

ミサから帰ってきた大人たちは残された子供に、他の子供達がどこに行ったかを聞こうとしたのですが、一人は目が見えないためみんながどの方向に行ったかが分からず、もう一人は口がきけなかったため、説明することができなかったそうです。

 

連れ去られた子供達は二度とハーメルンに戻ってきませんでした。

 

**おしまい**

 

 

 

ねずみと一緒に巡るハーメルン!

観光地である旧市街旧市街に入る手前にインフォメーションがあります。
ここで日本語のパンフレットがもらえます。このインフォメーションの床には、白でねずみちゃんマークが書かれています。
この白兎ならぬ白ねずみちゃんが、童話の世界へと私達を案内してくれるのです。
町中の観光案内ルートを示す白ねずみちゃん。きちんと、観光案内板の下を通っていきます。

インフォメーションを出たらねずみちゃんマークを追いかけていきましょう。
新市街の普通の町から、ねずみちゃんマークを追って地下通路へ・・・トンネル(?)を抜けたらそこはメルヘンの世界でした!この演出を考えた人、素敵すぎです。
ハーメルンの童話では、ねずみは川へ誘導されて溺死してしまうのですが、そんなこと関係ありません(笑)

 

 

 

楽しみ方

 

 

コース紹介

 
ネズミ捕り男の家 ライストハウス博物館 デンプターハウス 一番古いレストラン

旧市街に入って最初に見える「ネズミ捕り男の家(Rattenfangerhaus)」
ここはレストランですが、壁にねずみ取り男のお話が刻まれているのでこう呼ばれます。

1580年代にライストさんの家として建てられ、戦後修復されたもので、現在は博物館。
綺麗な色と美しい装飾に目を奪われます。この時期は改装中で中には入れませんでしたが、外観だけでも十分メルヘン的。

マルクト教会の対面にたつデンプターハウス。
1607年にデンプター市長のために立てられた家。下半分は石で、上半分は木組みでできているのが面白いです。木組み部分の色と模様がかわいいですね。

ハーメルンで一番古いレストラン。こちらも中世から続いているのでしょうか。
シンプルな石の色ですが、屋根のぎざぎざが豪華です。

 

マルクト教会 聖ボニファティウス大聖堂 木組みの家 ベッカー通り

聖ニコライが祭られたマルクト教会(左の尖塔)と、からくり時計のある結婚式の家、大宴会ホールがあるそうです。
マルクト教会の中には笛吹き男柄のステンドグラスがあります。

地下部分は1120年の建築です。建物は13世紀から何度も改築されているようです。

「市民の家」と呼ばれる木組みの家。
この鮮やかな模様はルネッサンス・モチーフだそう。本当に立派な木組みの家でした。

賑やかなベッカー通り。お店も中世の街並みに合わせた造りになっています。お馴染のマックもここでは黄色ではありません。

 

 

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記事最終修正日時
2015.07.02 18:37

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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