香港から広州までは列車、バス、フェリーなどの方法があります。
香港から日帰りで行けるところなので、少し足を伸ばして行ってみるとよいです。
香港旅行だけでは味わえないローカル気分、刺激的な思い出ができるでしょう!
*直通列車(KTT)
旅行者が利用しやすいのは香港のホンハム駅から広州東駅までの直通列車(中国鉄路)です。乗車時間は2時間少々。(実際には出入国審査時間がかかるので約3時間) 改札自体が10分前には閉まりますし、ぎりぎりでは乗ることができません。 香港車両の2階建の新しいもの(KTT)と中国車両の古いものがあります。香港車両は1日3往復のみですが、かなり差があるので同じ料金だったら、 KTTに乗ることをお勧めします。朝便は、8:18に出発する便があります。(広州東駅10:09到着) 鉄路での移動方法については「中国鉄路」というノートもありますので、こちらも参考に。 |
*バス
バスは1回HKD100(90人民元)で深圳湾口岸もしくは、皇崗口岸からの越境となります。 1日何本もバスがある(運行会社も多数)ので、目的地によっては電車よりバスの方が便利ですが、地理に詳しくないと難しいです。 バスの所要時間は、3時間30分、渋滞によって1時間以上の差が出ますが、スムーズに行けば、3時間半で香港の太子から広州市越秀区(花園酒店)に到着します。 広州東駅から、越秀区への移動は地下鉄、バス、タクシーがありますが、移動距離・時間がそこそこかかるので、目的地が越秀区になる場合は、越境バスで移動するのと、直通列車+広州市内移動にかかる時間はほぼ同じなのでバス利用も悪くはありません。 |
*フェリー
現在、広州へのフェリーは南沙港のみへの運行で、1日3本程度しかないため、旅行者で南沙へ行く人以外には
全くメリットがありません。南沙は、広州市内から1時間以上離れたエリアなので同じ広州市内とはいえども、旅行者には
お勧めできません。(南沙は工業地域というか、工場の多いエリアで観光地はありません。)
*その他
上記手段以外にも、香港から羅湖へMTR東鐡線で移動し、羅湖(深圳駅)から広州へ和諧号(中国新幹線)に乗る手段も最近はメジャーになってきました。この場合、乗り継ぎ、イミグレの時間を計算しても約3時間なので、言葉に不安がない方、チャレンジャーな方はこの方法も楽しいので、乗ってみる価値はあります(ただし、ほとんど中国語以外通じません。)和諧号は広州東駅が終点のものと、広州駅まで行くものとあるので、目的地によって乗り分けることも可能です。 和諧号は中国の新幹線と呼ばれる電車ゆえに、時速200kmまで出ます、深圳から広州東駅まで70分程度です。1等席と2等席があるので、乗り比べも楽しかったです。 途中で香港からの直通車両を抜いて行きます、イミグレをどこで通過するかによりますが、所要時間的には同じなのでいろんなルートで広州日帰り旅行が楽しめるようになりました。 |
他情報
事前に直通電車のチケットを香港で買う場合、中国旅行社に行くと買えます。
他にもいくつかの代理店がありますが、全ての旅行代理店で購入ができるわけではないのでご注意を。
クレジットカード決済ができるのは、MTRインターネット会員登録をしている人が事前にネット購入をした場合のみ可能。
その他の場合は、現金購入となります。