祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)は、
佐賀県鹿島市にある神社で旧社格は県社。
総漆塗極彩色の華麗な偉容は別名鎮西日光とも呼ばれています。
伏見稲荷大社などとともに日本三大稲荷の一つに数えられ、
年間300万人の参詣者が訪れます。
京都の清水寺そっくりの舞台を持つ祐徳稲荷神社は約300年前、
鹿島3代藩主に嫁いだ花山院万子姫が京の実家から
稲荷神社を勧請したのがきっかけだそう。
祐徳稲荷神社には石壁神社 萬媛命(祐徳院殿) 、
命婦社 命婦大神 、岩本社 岩本大神 、岩崎社 岩崎大神 、
若宮社 文丸命、朝清命境内摂末社
と境内摂末社が五社ありますが有徳稲荷神社を建設した
鹿島藩主鍋島直朝公夫人萬子媛(御神名萬媛命)をお祀している石壁神社は別格。
神社の行事としては2月の初午祭、12月8日のお火たき神事(拝観自由)が特に有名です。
境内まで続くお土産屋さんも、とっても風情がありますよ。