光州市立美術館は、 1992年 8月 1日に地方の公立美術館として初めて開館して以来、湖南地域の作家たちの作品を所蔵展示している美術館です。さらに2年に1度開催される光州ビエンナーレのイベントを主催する美術館でもあります。1階に3つ、2階に2つ、3階に2つの展示室をそれぞれ備えています。 東洋画家ホ・ベクリョン(許百鍊、1891〜1977)やオ·ジホ(吳之湖、1905〜1982)などの作品を展示しています。
コレクションは絵画、版画、素描、彫刻、工芸、写真、書道など3500点余りあり、韓国画は400点以上、洋画1300点、版画、図面1100余点、彫刻120点、書道80点、工芸80点余り貯蔵しています。2~3カ月で内容を変えながら企画展示も行われています。
取材時は俳優ハ・ジョンウの絵も展示してありました(2015年8月)。
光州市立美術館のコレクションのうち、2200点余りは在日コリアンのハ・ジョンウン(河正雄)が寄贈したもので、それらを集めた展示室もあります。ここではハ・ジョンウンが寄贈したコレクションを3カ月に1回程度で内容を変えながら展示しています。
光州駅から車で約15分のところにある光州市立美術館。観覧料は大人500ウォン、青少年300ウォン、こども200ウォン。となりには光州広域市立民俗博物館もあるのでそちらも同時に観覧すると良いでしょう。