江華島は、建国神話にも出てくる島で先史時代の遺跡も残っている。昔から、人が住んでいた場所で漢江の河口、都の入口であり後背地でもある。この島は、高麗時代以降、何度か戦争の舞台になっている。そして、近代に入り、西欧列強とだんだん圧迫を増している大日本帝国、日朝修好条約が結ばれた場所でもある。江華島条約って言葉、習った覚えがある方も多いはず。その先には、今では島と本土を結ぶ江華大橋がかかっている。そして、今でも国境に近いこの海岸線には鉄条網が設置してある。海岸線の一角にある広城堡は、1658年に作られた防衛施設らしい。広城堡は、1周ゆっくり回っても1時間かからないくらい。江華歴史館もあり、ついでに見学出来るので是非行ってみては。