1971年に発見された高さ3m.幅6mの岩刻画です。
写真だと影になっていてよくわかりませんが「円」「十字」「仮面」らしきものが刻まれています。
「円」は太陽を意味し、先史時代に祭祀の場として使用された神聖な場所だったようです。
以前は近くを川が流れていたそうですが今は埋め立てられてしまっていて周りは畑が広がっています。
人里離れたところにあるのかと思いきや民家に隣接した場所に位置していて1971年まで発見されなかったのが不思議なんですが、昔は遺跡に興味がなかったこと、まだ今のように韓国自体が裕福でなかったので遺跡保護にまで余裕がなかったうで放置されていたそうです。
長い間村の人たちは、「岩におもしろい模様が刻まれているけど子供のいたずらかな」くらいにしか思っていなかったのでしょうか。
高霊にはこのような岩刻画が他にも何箇所かあるそうです。
周りは公園として整地されていて紅葉がとてもきれいでした。