プサンに住む地元の人も買出しに来る安い市場「機張市場」。南浦洞の国際市場で買うより、2割から3割ぐらい安い。釜山の南浦洞から車で約1時間、海雲台のさらに向こうにある機張(キジャン)郡に位置する。ここの名物は、韓国人に聞けば「コムジャンオ(焼きうなぎ)」という答えが返ってくるが、最近は、やはりなんと言ってもカニ!漁港にはロシアから来るカニ漁船が立ち寄る港だそう。日本では、高価でなかなか食べれないタラバガニや松葉かにを、もう食べれない!!というくらいたらふく食べれ、1人あたり2-3万ウォンと聞けばもう行くしかない。4、5年前まではカニを取り扱う店が数件しかなかったのに現在は結構あります。市場に行ったら、まずは、店の前の水槽で泳ぐカニを選び、はかりで重さを計って値段が決まる。値段は、時価で、店によって価格に差があるよう。選んだカニは、すぐに蒸し器へ投入され、カニが蒸しあがってくるまでは、茹でピーナツやワカメなどのつまみを食べながら待つ。10-15分後程に、茹で上がったカニが運ばれてくる。それを、店のお姉さんが手早くハサミで切ってくれる。さぁ、あとはひたすら黙々と食べるのみ!最後は別料金(2,000ウォン程)でカニ味噌チャーハンを作ってもらうのがお勧め。ここまで、わざわざ来て良かった!としみじみ実感出来るはず。日本のカニ料理店のように、あれこれ趣向を凝らした料理はなく、ただひたすら蒸しカニを食べるだけだが、カニ好きにはたまらないはず。しかも以前は、卸し問屋の中の狭い場所で食べてたのが、現在はちゃんと店として訪れる客にカニを安価な値段で提供しているせいか、最近は、この市場にも日本人が訪れるようになったよう。
ちなみに、機張まで・・・
・時間はあるがお金がない方
釜山駅前からバスが出てるのでそちらで。
・お金はあるけど、時間がない方
タクシーで片道3-4万ウォンくらいで行ける。