ロンドンのオペラといえば、一番有名なのは言わずと知れたロイヤル(王立)オペラハウス、すなわちコヴェント・ガーデン・オペラ。
でもロンドンにはもう一つオペラがある。イングリッシュ・ナショナル・オペラだ。
ここはロイヤルオペラほど有名スター歌手が出るわけじゃないけど、チケット料金は安くて、要するにまぁ庶民の味方のオペラハウスとでもいうか…。原曲が何語であろうと、必ず英語で上演するのが原則になっているらしい。
イギリス国内ならチケット郵送っていう方法が可能みたいだけど、海外からネットでチケットを予約した場合のシステムはこんな感じ。
①欲しいチケットをクレジットカードで予約し、決済する
②上演当日早めに行き、①でネット決済した時のカードを劇場玄関のチケットマシンに入れるとチケットが出てくる
11/18の夜に見た演目はプッチーニの「ラ・ボエーム」。想像していたより劇場の内部はずっとケンラン豪華で、やっぱせっかくヨーロッパの劇場でオペラ観るなら、こういう19世紀的香りの残る空間で観るのがキブンだよね。
オペラ自体も非常によかった。歌手陣もオーケストラも、誰かが突出して目立つってことなくバランスがとれててクォリティは非常によくまとまっている。コヴェント・ガーデンだけじゃない、ロンドンのもう一つのオペラハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラもなかなかいいですよ。