キングス・クロス駅は、映画『ハリー・ポッター』の中でホグワーツ魔法学校に向かう列車が発着することでおなじみ。ホグワーツ行きの列車は9と3/4線ホームから出発する設定になっていますが、実際にはそんな数字のホームはありません。(そりゃそーだ)以前は観光客向けに9番線と10番線の間に9と3/4線ホームのプレートを設置してあったそうですが、写真撮影する人が乗り降りする人の妨げになるため、現在は駅の片隅に追いやられています。4番線と5番線ホームの間の柱で映画の撮影は行なわれたらしい。実は、映画の中でキングス・クロス駅として登場するのは、お隣のセント・パンクラス駅の外観なんです。どうやら著者のJ.K.ローリングさんはこの2つの駅のビジュアルイメージを勘違いして執筆していたらしく、結局、映画の中でイメージに合うセント・パンクラス駅のイメージを使用したとか。