世界遺産にも登録されている「ロンドン塔」は、要塞ってことで強固な感じの外観をもつ。中は、小さな塔が何個かあり、だいたいが囚人を入れておくためのものだったりだそう。中には、身分の高い人専用の塔なんかもあり、要塞と言っても、兵隊さんしかいないわけじゃなく、ちゃんと王様達もこの塔で暮らしていたよう。はじめに、この塔の建設を命じたのが1066年に、イングランドを征服したウィリアム1世で、最初は城壁を20年かけて作り、その後リチャード1世が城壁の周囲の濠を作り始め、ヘンリー3世のときに完成したよう。見どころとしては、やはり囚人たちの落書きなんかはけっこう見所。死を待つ人の最後の言葉と言うか、実際に書いているんじゃなくて、掘っているので、そのことを考えるとなかなか感慨にふけることができると思う。他には、拷問する部屋とか、王室専用の建物など様々あるが、もう一つの目玉と言うと、代々、イギリス王家に伝わる数々の財宝。中でも、偉大なアフリカの星と言われるカリナン1世は、なっ、なんと530.20カラットもあるそう。残念なのは、厳重な警備のせいで写真等は一切撮ることができないのでご了承を。ここを訪れたら、きっとあなたもここってルパンがくるんじゃって絶対に思うはず。ちなみに、このカリナンダイアは1世から9世まであるそう。
・行き方:地下鉄タワーヒル駅下車、地上に出ると、駅の南側の目の前に見えます。大通りを渡り、入り口まで徒歩5分ほどです。
・入場料
一般:17ポンド/学生:14ポンド
コース紹介
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Queen's House ロンドン塔で現在も飼育されているカラスにも伝説があります。17世紀後半、増殖し続ける野生のカラスを嫌ったチャールズ2世は駆逐を考えたていました が、占い師は「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる」と予言しました。それ以来、ロンドン塔では、一定数のカラスを飼 育する風習が始まりました。 このカラスは、Raven(レイバン:ワタリガラス)という種類で、そのへんにいるものと比べるとかなり大きいのが 特徴です。しかしながら私は、レイバンを見ても所詮はカラスにすぎないと思ってしまいます。悪さをする懲りないカラスを日本で飽きるほど見てきたせいで しょうか。 |
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