「民政総署」は、1784年に建てられた、ポルトガル統治時における中枢「マカオ市政庁」でした。セナド広場の真向かいに位置する白い建物が目印です。
1874年の改修以来、外観内装ともほとんど変化が無く、今でも近世ヨーロッパの古き良き伝統が感じられ、マカオの世界文化遺産のひとつに指定されています。
現在は地方自治局として使われ、2階は図書館になっています。その書籍数は2万2000冊にもなるという。ポルトガルのアフリカや東アジア進出を知る貴重な文献が揃っています。
観光客でも入ることができるので、ぜひ訪れてみて下さい。
図書館からセナド広場が一望できるその景色もおすすめです。