■マニラ市内の交通手段
マニラの交通はとても複雑で旅行者には結構難しい。
そんなマニラの交通の中でも高架鉄道は比較的安く、わかりやすい。
タクシーやトライシクルはぼったくり、ジプニーはスリに注意したい。
■鉄道
*高架鉄道(Rapid Transit Line) Line1、Line2、Line3の3つの路線があり、それぞれ別の料金体系となっている。 何個目の駅で降りるかを予め考えてから、切符(乗車カード)を買わなければならない。 電車は早朝5:00ごろ~23:00ごろまで、6~8分間隔で運行しており、ラッシュ時はかなりの混雑になる。 女性専用車両があるので、男性旅行者は乗車時に乗り間違えないようにしたい。 ライト・レイル・トランジット・オーソリティ(Line1&2) http://www.lrta.gov.ph/ メトロスター・エクスプレス(Line3) http://www.dotcmrt3.gov.ph/ |
*MRT
LRTとは別の経営の交通システム。使い勝手は、LRTと同じだが、経営が違うので、キップは共通ではない。
アヤラ地区に行くには、便利。
*フィリピン国有鉄道(Philippines National Railway)
トンド地区にあるトゥトゥバン駅からメトロマニラ南部のアラバン駅まで、1日8便運行。
所要時間は約1時間30分で、運賃は16ペソ。
Line3のマガジャネス駅に乗り継ぎができるエドゥサ国鉄駅にも止まる。
車内アナウンスが一切無いので、乗車する場合は注意したい。
■タクシー
*通常タクシー
マニラのタクシーはメーター制で、ほとんどがエアコン付き。
初乗り350mが35ペソ、その後250m毎に2ペソずつ加算されるシステム。
最近ではメーター料金に10ペソ加算されて請求されるが、これは燃油高騰によるもので詐欺ではない。
メーターを使ってくれないタクシーは明らかにぼったくってくるので、そのタクシーには乗らず、次のタクシーをつかまえよう!
*メガタクシー(FX)
マニラ圏内の幹線道路を走る乗り合いタクシー、通称FX。
10人程度が乗れる、エアコン付きのタクシー。
運賃は距離によって変ってくるが、メーターは付いていないので、目的地・運賃をよくチェックしてから乗り込もう。
■ジプニー
米軍の使っていたジープを改造して作った乗り合いバス。 フィリピンを代表する独自の乗り物で、派手な塗装と大音量の音楽が特徴。 一般のバスが通らないような狭い道も走っており、しかも24時間運行でとっても便利。 運賃は距離によって変るが、大体7.5ペソが基本で、支払いは運転手にする。 ただし、車内のスリに要注意!荷物の管理は徹底しよう! また、おつりがないこともあるので、硬貨を用意しておくと良い。 |
■バス
マニラのバスはとにかく古い!
昔日本で使っていた車体がそのまま現在もマニラで使われている。
また、混雑がひどく、ラッシュ時は避けたほうが無難。
バス料金はバス会社やエアコンの有無によって異なり、走るルートも把握が難しい。
バスドライバーと別に車掌が乗っているので、目的地・人数を告げてチケットを購入する。
■トライシクル
オートバイにサイドカーを付けた乗り物で大体3~4人乗り。
料金は交渉制で最低料金は1人6ペソから。
メーターがないのでぼったくりには気をつけたいが、旅行者にはなかなか難しい。
■その他
ペディキャブ・・・自転車にサイドカーを付けたもの。ほとんど観光客用化している。
カレッサ・・・馬車。主にチャイナタウンとキアポで活躍している。料金は交渉制で結構高い。