フランチレストラン「Le Vin de Bellechasse」。場所は、オルセー美術館のすぐ近く。RuedeBellechassed'honneur通り沿い、セーヌ川を背にして、オルセーの右斜め後方といったところ。Le Vin de Bellechasseはいつも混みあっているため、予約しないと入れないくらいの人気店なのだ。私たちが入った12時ごろには他のお客さんは二組しかいなかったのに、12時半を過ぎるといつの間にか満席。外で待ってるお客さんもいた。そしてなぜか、オルセー美術館のほぼ真裏とういう立地であるのに、お客さんは旅行者ではなくフランス人ばかり。
Le Vin de Bellechasseは、前菜+メイン、もしくはメイン+デザート、にグラスワイン かコーヒーがついて15ユーロと、なかなかお手ごろ。もちろん後から追加もできる。本日のお勧めは、前菜が「魚介のタルタルマリネ」か「茄子とシェーブルのグリル」メインが「白身魚ソテーとラタトゥイユ」か「チキンのロースト」。今回は魚介のタルタル+魚ソテー+グラス白ワインをオーダー。タルタルといっても、タルタルソースのことではない。要はマリネのこと。サーモン、マグロと白身魚がオリーブオイルでマリネしてあって、上にライムをちょこんと乗せて、ケーキみたいにきれいに盛り付けてあった。メインの白身魚ソテーは予想外に大きくて、結構なボリューム。飾り切りしたレモン半分を添えて、付け合せにはラタトゥイユ。どちらも、すっごくおいしかった。パリでもこんなにおいしい魚が食べられるんだ、と感動。付け合せのラタトゥイユは今まで食べたことのないおいしさ。これで15ユーロは安い!お腹がいっぱいになってしまい、残念ながらデザートまでありつけなかったが、おいしいし、店員さんは皆親切だし、一発でファンになった。最後にトイレチェック。トイレも清潔だった。満点!