『バスティーユ牢獄』で有名なオペラ・バスティーユ。劇場二つ目のオペラ・バスティーユはガルニエとは全く正反対の建物で、現代らしい佇まいをしている。
フランス革命200周年を記念し、革命勃発の地であったバスティーユ広場の西側にあった駅の跡地に建設がはじまり、1989年に完成。こけら落としの公演は、1990年に行われたベルリオーズのオペラ「トロイ人」であった。
オペラ・バスティーユの設計は、47カ国1700人の応募の中からカナダ人のカルロスオットーの作品が選ばれた。外観はガラス張り、地上7階地下6階建てのオペラ・バスティーユは、コンピューター制御の舞台装置を持つ現代的な施設。