チェイルリー公園は、17世紀から19世紀にかけて使用されていたチェイルリー宮殿の周りにある庭園を含むルーヴル美術館の横にある公園です。もともと、ルーヴル美術館はチュイルリー宮殿だったので、その庭園ということです。チェイルリー宮殿はパリ・コミューン時に焼失して現在は存在しておらず、チェイルリー公園のみが残っている。当時は残った壁などを再利用して再建が行われていたが、王政の遺物としての撤去が望まれ1883年には解体された。しかし、2003年フランス政府はチェイルリー宮殿再建委員会を設置、焼失した宮殿の再建計画を打ち立てた。再建にかかる費用、約3億ユーロをすべて民間からの寄付でまかなう計画で、ルーブル美術館からの美術品を移転し展示するなど活用方法が検討されている。
噴水があり、ところどころに彫刻が立っています。なんといっても、敷地内にはオランジュリー美術館まであるのですから。この公園は庭園として作られたころ、有名だったアンドレ・ル・ノートルという造園家によって造られた遊泳な庭園だったのです。今はパリ市民の憩いの場となっています。