ナヴォーナ広場の四大河の噴水の西側にある「サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会」。ベルニーニと仲の悪かったボッロミーニが設計した教会である。教会が崩れても良いように防ぐ格好で、噴水の像の手が挙がっているという冗談話が伝えられている。もともとは8世紀に聖アグネスが処刑された場所に建てられた教会で、1652年にイノケンティウス10世が一族付属教会として建て直しを考え、G.ライナルディ、ボッロミーニに依頼した。教会の内部に素敵な彫刻が多数あり、立派な天井画も描かれている。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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