古代ローマ時代の凱旋門で、代表的なローマ建築の建設物である「コンスタンティヌス凱旋門」。パリに建設されたエトワール凱旋門のモデルとなっている。315年に元老院と市民が、ミルヴィオ橋の戦いでコンスタンティヌスが勝利を収め、西ローマ唯一の皇帝となったことを記念して造られた。コロッセオの西に位置し、高さ約28mはローマ最大の凱旋門で、保存状態も比較的良い。
装飾はハドリアヌス、マルクス・アウレリウス・アントニヌス、トラヤヌスなどの建築物から転用されたものも多い。
歴史を感じる圧倒的な存在感の「コンスタンティヌス凱旋門」は一見の価値あり。