4世紀に建てられた「サンタ・コスタンツァ教会」は、最初コンスタンティヌス帝の娘、コンスタンティーナの霊廟だったというが、その後、洗礼堂、そして教会となった。内部は変わった構造をしていて、周回廊がある。とても静かな空間で、上の窓から差し込む光のおかげで光と影のコントラストもとてもきれいだ。周回廊の天井には、古代ローマ時代のモザイクが装飾されている。中は結構暗いので、よく目を凝らさないと見えないが、全部違う絵柄となっているようだ。こんなモザイクが教会にあるのも、初期のキリスト教時代のものだからだろう。
「サンタ・コスタンツァ教会」はモザイクもすごいし、ひっそりしている中の光と影を感じられて雰囲気も良い。ローマ中心地からはかなり遠いが、行ってみる価値はある。