日本人も大好物の鴨肉!韓国でもマイナーながら食べますが、日本のスタイルと異なり、焼肉式の鴨料理ぐらいしか見かけないはず。しかしここ、韓国のグルメ通りと称される北倉洞に鴨の焼き肉はもちろん、鴨の燻製や鴨のポッサムなど、ちょっと他ではなかなか味わえない鴨料理を堪能できるお店があるんです。その名も黄金オリ。オリとは鴨のこと。
黄金の鴨という名にふさわしく、鴨はお肉の常識を革命する存在だってご存じでしたか?
朝鮮時代の韓国の医学書「東医宝鑑」などによると、鴨は高血圧や脳血管の障害による病気に効果があり、体内の解毒作用を持ち、血液の循環を助け、成人病を防ぐ食品だとベタ褒めされています。不飽和脂肪である鴨にはB1、B2、Cの豊富なビタミンを含み、消化にも良い高タンパク食品。そして豚や牛と違い、アルカリ性であるため、酸性の体質をアルカリ性に変える働きを持っているのですよ。つまり、食べれば食べるほど健康に良いお肉なのです!
健康に良いだけではなく、もちろん味のほうも二重丸!黄金オリで使う鴨は生後45日の若鳥だけを使用しているため、お肉がとても柔らかくてジューシー。それでいてしつこくないので、いくらでも食べられそうですね。
締めには海藻の粉で作ったスジェビ(すいとん)がお勧めです。さっぱりとして栄養満点な健康食として人気です。鴨料理はおひとり用の定食メニューもあるので、お昼からでも軽く食べられます。
そもそも鴨料理を始めたきっかけは社長自身が鴨料理を愛していらっしゃるからだとか。
好きだからこそ、美味しい鴨でおもてなししたい!という気持ちが伝わってきます。
お店はワンフロアでお座敷とテーブル席があります。レストラン経営歴のある社長のにこやかな笑顔に迎えられ、ゆったり楽しく食事ができるお店です。今後はフレンチャイズ事業としてチェーン店拡大をしていくそうです。