最初に韓国に行くと決まった時点で「伝統的な韓定食」を食べてみたいと思っていました。「チャングム」のような宮廷料理にあこがれ、豪華な宮廷料理を食べたいと・・・・
ネットで調べて「チファジャ(国立劇場店)」を見つけました。国立劇場の1階にチファジャはあります。「チファジャ」は国家重要無形文化財38号に指定された朝鮮王朝宮廷飲食技能保有者ファンへソン博士が運営する店なのです。場所も南山(ナムサン)中腹の国立劇場敷地内にあり、個室でゆっくりといただくことができます。テーブル席の個室には一人一人に日本語のお品書きが置かれていて、テーブルセッティングも優雅です。テーブルには ウエルカムボードも名前つきで用意されておりました。スプーンと箸も立派な絵柄のものです。本日は「宮廷晩餐」というコースメニューで、一人155、000ウォンでした。(10%の付加税と5%の奉仕料が別途加算されます)
こちらのお料理は、平壌において開催された第1回南北首脳会談の際,韓福麗(ハン・ボクリョ,三代宮廷料理技能保有者)院長が晩餐会で提供した料理をもとにしております。スゴイでしょう!歴史的な行事のお料理をいただけるなんて夢のようです。韓服(チマチョゴリ)を着たお姉さんが料理を運んでくれます。まずは「進御味数」前菜料理なんでしょうか?「宮廷乾き物特選」なども出ました。サービスということで「若い高麗人参」をいただきました。葉から根をゆっくり噛んで食べると、体の芯から温まってくるそうです。ちょっと苦いんですが初めて食しました。同じく「九折坂 9種のクレープ包み」包んで食します。「カボチャ粥と水キムチ」、「宮廷前菜特選」など。この餃子は、暑い時に食べるきゅうりをと魚のすり身の餃子なんだそうです。ここまでが[Appetizers(前菜)]すごい量でしょう。すごい豪華でしょう!びっくりです。まだまだお料理は続きます・・・
役立つ情報
約20年もの間、王様が召し上がった宮廷料理を再現する韓国を代表する最高級レストランです。