韓国おやつの中で昔から愛され続けているのがチンパンと言う日本のあんまんです。チンパンは、あんこが日本のあんまんより少し甘さ控えめで、大きさも手の平サイズで平べったい形をしています。韓国では、屋台より小さな食堂の前で売っているのを、良く目にすると思います。そんなチンパン専門の有名店が、ファッション街で夜中賑わう東大門の片隅にあります。東大門の東側、清渓川(チョンゲチョン)沿いは、ジャージ等の衣類店が集まる東平和(トンピョンファ)市場通りの一角に約20年もの伝統がある「クギル粉食」があります。
小さな店内は、小さなスペースの1階と屋根裏部屋のような2階に分かれていて、入口で職人が手作りのチンパンと
マンドゥ(餃子)を作っています。どの時間帯でも、いつも混み合っていてほとんどが地元の方達で、
韓国メディアでも幾度と紹介され、今では日本からの旅行者の間でも話題のお店です。ここ「
クギル粉食」は、愛嬌溢れたご主人と奥さんの二人を中心に切り盛りしています。「
クギル粉食」と言う名前も2人息子の名からとって付けられたそうです。一番の人気メニューは、チンパンと
マンドゥで全て一つ一つ手作りの出来立てを出しています。特に、チンパンの中身である小豆と皮は自家製の物を貫き、仕込みは前日から時間をかけて丁寧に作られます。チンパンの皮も、発酵機ではなく自然発酵させ蒸しあげます。また、
マンドゥは野菜から包む作業まで手作業で一日に何十個、何百個とご主人の手さばきで作られ蒸されます。手作業している様子は、店内入ってすぐ目に付きます。その他の
冷麺やククスと言ったメニューも、天下一品の美味しさです。お持ち帰りも勿論可能ですが、その場で出来たてを食べるのが一番最高です。
衣類街の中に、ぽつんとある小さな食堂で分かりづらいかもしれませんが、入口前の大きな窯と湯気、そしてチンパンの甘い香りが目印です。
他情報
★家族のようなスタッフさんとご夫婦!!
ただいま!おやつ!と言いたくなるような・・そんな亭主と奥さん、そしてスタッフさんたちが出迎えてくれます!!言葉が通じなくても、気持ちが伝わってるから大丈夫!!まさにそんな、人間味溢れるお店です!!
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