暑い日やなんだか食欲がわかない日、冷たくのど越し爽やかな麺類が食べたくなるときありますよね。そういうとき、韓国といえば冷麺!というイメージがありますが、もうひとつ冷麺に似た韓国の麺料理の中で、グクスといわれるものがあります。グクスは日本で言うところの素麺。日本の温麺のように優しい温かい味で食べるグクスや、冷たい素麺に甘辛いソースと野菜をからめて食べる料理「ビビングクス」というものがあります。ビビングクスは冷麺やビビン冷麺と並んでの韓国人の大好きな料理なんですよ。ここ望郷ビビングクスはそんな甘辛素麺がメインのお店。お店は明るく広めで清潔に整っており、インテリアは韓国の伝統の雰囲気を漂わせています。注文システムが普通と違い、カウンターに自ら注文しに行きます。先払いでお会計を済ませた後、テーブル番号を伝え、料理が出て来るのを待ちます。
望郷ビビングクスは40年の味!新鮮な野菜と岩盤水を使っており、体にも優しいんです。
麺は素麺よりちょっと硬めで出てきます。ピリ辛の冷たいスープに、具はきゅうり、辛くない白キムチ、大根などで上にChicoryというハーブがちょこんと乗っています。鮮やかな見た目に食欲がよりそそられます。最初の一口二口はぜんぜん辛くない、と思っても食べるうちにじわじわと辛くなってきます。そんな時は一緒に手作り餃子を食べるのもお勧めです。もっちりして、具も一杯詰まって美味しいですよ。ヒリヒリする口を癒してくれる味です。望郷ビビングクスのソースのポイントはフルーツでソースを作っているということ!食べてみると果物の味が直接するわけではありませんが、他のお店で食べるビビングクスは甘い味が強く残るのと違って、自然な甘さでサッパリと食べられます。辛いけれど、やめられない!ヒリヒリするけどまた食べたい!そんな望郷ビビングクス!あなたも一度食べたらこのクールな辛さの虜ですよ。