韓国の大衆的な家庭料理の一つ、キムチチゲ。韓国のキムチチゲは「キムチ」が主役でキムチが美味しいか否かが味の決め手だ。他の調味料を使わずとも、キムチひとつで深い味とさっぱりした酸味、程よい辛さが出せるのである。そんな本当のキムチチゲを味わいたい人は「オモリチゲ」のキムチチゲをぜひ、食べてみて。「オモリチゲ」は温故知新をモットーに韓国の伝統を重んじ、素朴な「母の味」を受け継ぎ伝えていこうと韓国の家庭料理を中心にしたお店だ。現在、全国に直営店を8箇所、加盟店を8箇所持っている。
ここ「オモリチゲ 乙支路店」は周囲がビジネス街であることもあり、昼間になると地元のサラリーマンたちで賑わっている。「オモリチゲ」のメイン料理であるキムチチゲは、キムチにとことんこだわり抜いている。最高の食材と、清浄な自然環境のもと3年間熟成させたキムチは酸味の中に深い風味と甘みを放つ。醗酵食品なので健康にもとても良い。キムチチゲの中には具の豚肉もいっぱい入っていて食べ応えも十分だ。キムチと豚肉を一緒にご飯に乗せて食べると言うまでもなく美味である。
「オモリチゲ」を紹介するうえで、もう一つの人気料理ジャージャー麺(ジャジャンミョン)だ。「オモリチゲ」のジャージャー麺は手打ちで、職人さんが店の一角で朝から晩まで麺を真心込めて打っている。一つひとつ丁寧に打ち、作る麺は、つやつやしてコシが強く、うどん麺が好きな人にはたまらない逸品だ。その麺の上にたっぷりかけられるオモリチゲ特製のソースは香ばしさとほのかな甘さで優しい味がする。キムチチゲもジャージャー麺もどちらも5,000W代という手頃な価格なのが、またうれしい。韓国の故郷の味、本場のキムチを「オモリチゲ 乙支路店」で味わってみて。
■店内
外観 | 店内 | カウンター席 |
手打ち場 |
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地下鉄2,3号線 乙支路駅から歩いて2分のところにあるオモリチゲ。「温故知新」をモットーに韓国で昔から愛されている大衆料理を食材から調理にかけてこだわって作るお店です。 |
お昼時を過ぎても人が多いオモリチゲ!皆さん、ジャージャー麺、キムチチゲのどちらかを食べています。おかずとして、マンドゥやチヂミも人気です。 |
カウンター席からは外がよく見えます。日当たりが良くて気持ち良いですよ。一人でも気兼ねなく食べられる空間です。 |
店の片隅にある手打ち場。ここで朝から晩まで、ジャージャー麺が作られます。一つひとつ時間をかけて丁寧にこねて作ります。 |
■テーブル
浅漬けキムチ | 熟成キムチ | テーブル | ヌルンジタン(スンニュン) |
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最高の食材と自然環境で3年間寝かせたキムチ。酸っぱいですが、醗酵食品独特のクセになる味です。 |
木造のテーブル。重厚なつくりで、伝統料理店といった風情が出ています。 |
ご飯を炊いたあと、釜についたおこげにお湯をかけ、ふやかして作るヌルンジタン。セルフサービスで提供しています。酸っぱくて辛いキムチチゲを食べた後に吸うと、優しい味で甘くすら感じます。 |
■人気メニュー
キムチチゲ | キムチチゲ | ジャージャー麺 | 餃子 |
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ぐつぐつ煮えているキムチチゲ!みるからに美味しそう! |
キムチチゲの中には脂身のついた豚肉もゴロゴロ入っています。やはりキムチと豚肉の相性は最高です。二つ一緒にご飯に乗せて食べると美味しいですよ。 |
具がたっぷりかかったジャージャー麺。 |
サブメニューとして人気の餃子。これが一つひとつがまたでかい!キムチとお肉がたっぷり入ってますよ。熱いうちに召し上がれ。 |
■手打ちのジャージャー麺
伸ばして束ねてを繰り返します。 | 細くなっていきます。 | このコシ! | 具をたーっぷりかけます。 |
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朝から晩まで手打ち麺を作る職人さん。大変な作業ですが、黙々とこなしていく姿、さすがプロです。 |
麺をこねて、伸ばして叩きつけ、細くしたのをまた束ねる。その作業を10分ほど繰り返すとこのように細い麺ができあがります。 |
できた麺は2,3分ほど茹でて冷たい水でゆすぎます。みてください、このみるからにコシの強そうな麺!麺の太さも他と比べるとカルグクス並み。 |
最後に麺を盛った更に具をたーっぷりかけます。最後にきゅうりを添えてできあがりです。みていたらキムチチゲと一緒に注文したくなります。 |