1日かけてソウルの古宮や博物館を中心に周りながら、韓国の歴史・美術・文化などをたっぷり堪能していただくツアーです。
まず最初に向かうのは南山谷韓屋村です。ソウルで最も景色がいい位置にあるこの南山韓屋マウル村はソウルの八大家と呼ばれた名家の士大夫の家から一般の平民の家まで伝統的な家屋が移設されており、それぞれの生活様式を見ることができます。また、ノルティギやアーチェリー、ユンノリ(すごろく)など、伝統的な遊びを体験するコーナー、韓服を着るコーナーなどもあります。
次に向かう国立中央博物館は、ソウル最大の博物館で、考古館、歴史館、美術館、アジア館の大きく4つの展示館に分かれています。韓国の伝統陶磁器や古書が綺麗に保存されており、古代に興味のある方には特にお勧めの博物館です。博物館見学の後、高麗人参センターでお土産を買う時間があります。昼食を終えて市庁の真向かいにある徳寿宮に向かいます。徳寿宮は朝鮮時代から近代への移り変わりを表すように西洋の文化と調和しています。宮殿に秘められたエピソードから韓国と日本の歴史についても学べます。德壽宮の前で行われる守門將交代儀式とは王宮には守門軍という軍隊の置かれ、宮殿の門の開閉、準備、巡祭などの任務を隨行 していました。ソウル市は専門家の考証を経て、1996年から交代する儀式を再現し公開しています。 王宮守門將交代儀式はイキリス王室の近衛兵の交代儀式に匹敵する華やかで格調高い伝統的な宮中文化を再現した行事です。次に向かう国立宮中博物館(旧宮中遺物博物館)では、李朝時代の王族が身につけた宝飾物、宮殿内の壁画、王の執務で使われた印鑑、宗廟祭礼の楽器などが見られます。優美で華麗な朝鮮王朝の美術に触れることができます。
ホテル→南山韓屋村(火は徳寿宮)→国立中央博物館(月は国立民俗博物館)→人参センタ→昼食→徳寿宮→
徳寿宮守門將交代儀式→宮中遺物博物館→紫水晶工場ー →ピックアップしたホテル
国立中央博物館
国立中央博物館は2005年10月には以前の景福宮横から竜山へ移転、リニューアルオープンし、規模も拡大。9万2000坪の広大な敷地内に館が2館。東館・西館に分かれており、地下1階から地下6階まで延べ面積4万1469坪にもなる、世界でも有数の規模を誇る博物館です。展示物はなんと、15万点を越えます。考古学や歴史、美術など各分野で非常に価値の高い文化財 の展示が行われており、韓国文化を知る上で見逃すことのできない場所です。また、劇場「龍」では毎回さまざまな催しが行われています。
大漢門 大漢の意味は当時の都市「漢陽の勢力が栄える」という祈念が込められています。 |
中和殿の前にある石版 他の朝鮮宮殿では鳳凰が刻まれているのに対し、徳寿宮だけ唯一鳳凰が刻まれています。大韓帝国出帆後に建てられたため、皇帝を象徴する「龍」が刻まれたのです。 |
石造殿 高宗皇帝が私邸として使用するために1910年に建てられた様式石造見物です。徳寿宮が荒廃化する過程で、日本絵画美術展として使用されたりもしました。 |
カフェ 石垣の道(トルタンキル) 大漢門をくぐって左に行くとあります。 コーヒーや韓国の伝統茶などをたしなめる静かなカフェです。 |
国立古宮博物館
景福宮のすぐ横に位置する博物館です。ここでは朝鮮王朝(1392~1910)王室の遺物や関連飼料が展示されています。その数およそ4万点。展示内容は、日々の執務に使われたもの、宮廷建築に使われた装飾、当時の医学や科学、そして王や王妃の衣服や装飾品、家具などが展示されており、当時の王族の生活を細かく学ぶことができます。王の玉座の後ろにある「日月五峰図」の絵や象徴されたもの、正殿の天井に使われた美しい双龍の天蓋、屋根の上に小さく乗った雑像など、普段は見過ごしがちな、興味深い展示物がたくさんあります。また、毎年5月に行われる韓国の最大の行事、歴代王を祀る「宗廟祭礼」の儀に使われた楽器など、韓国特有の文化を見ることができます。朝鮮王朝時代に興味がある方は是非足を運んでみてください。