韓国の伝統的な陶磁器をモチーフにして設計した古美術展示館で韓国国内最高レベルの美術を堪能してみませんか?
南山にある三星(サムソン)美術館 Leeum は、大きく3つのテーマで構成された美術館。それぞれスイスの建築家 マリオ・ボッタが韓国の伝統的な陶磁器をモチーフにして設計した古美術展示館「museum1」、フランスの建築家、ジャン・ヌーベルが革新的なデザインを創造した現代美術常設展示館「museum2」、そしてオランダの建築家 レム・コールハースが設計した「サムソン児童教育カルチャーセンター」となっており、 3人の建築家がそれぞれの個性を競い合うかのように多彩な素材と革新的な技術で芸術性あふれる建築物を創造しています。
古美術コレクションが展示されたmuseum1には書画や陶磁器、金属工芸、仏教美術など韓国美術の歴史を代表する分野の作品を見ることができるほか、常設展では約120点の所蔵品が4つに分けて展示しており、韓国国内最高レベルの古美術コレクションとされています。
次の観光名地、南山谷韓屋村(ナムサンゴル・ハノクマウル)は2400坪の敷地に、朝鮮時代各階層の伝統家屋5棟が復元されている民俗村です。
伝統家屋・韓屋(ハノク)には大小の生活用品が再現されており、書道、国楽などの伝統文化をはじめ、刺繍などの伝統工芸、韓国式のマナー講座などを受講することもできます。
ソウルの観光地として外せない、清渓川(チョンゲチョン)は光化門の東亜日報社前から流れる約5.8キロの区間に作られた人工の川。もともとこの地に流れていた川が都市の発展に伴い汚染が進んだため、覆蓋工事を進め1968年には高架道路も建設されていた場所でした。
しかしこの高架道路も老朽化したため、本来の川の姿を取り戻し緑あふれる地球に優しい街づくりのためソウル市が2年以上かけて復元工事を行い、2005年10月に新しい清渓川が完成したのです。
この川に架かる22の橋の中には以前架かっていた橋を再現したものがあったり、現代アートのオブジェや市民の手による壁画などもあって文化的に楽しめる他、緑豊かな散歩道も整備されているので川沿いを歩くだけでも楽しめます。