「福佑商厦」を出て、豫園の東側の道「安仁街」を南下。片側は庭園の白壁が続き、左側に民家とときどき付近の住民が使うであろう小さな日用雑貨店や食堂がちらほらする豫園の下町「四牌楼路」。近くに世界中からの観光客で賑わうスポットが存在していることを忘れるくらいゆったりのんびりした時間が流れている。南端でつきあたりにある「方浜中路」を、東へ。
この通りは、西方は「上海老街」として既に観光スポットとして定着しているが、東側も、洋服、服飾雑貨、食品などさまざまな商店がずらっと並び賑わっていた。
少し進むと、南方にのびる小径に食べものの屋台がいっぱい!まっすぐ進む予定だったがここでルート変更、この小径「四牌楼路」を南下することに!野菜、肉、魚貝などを店頭に並べて好みの食材を自分で選んで調理してくれる店や、麺の店、焼き餅の店、麻辣湯(具材を選んでスパイシーなスープでさっと煮る、定番軽食)など、幅広いジャンルの食の世界がこの小径に凝縮。こういうものがなんとなく存在しちゃっているところが、中国のスゴいところで好きなところ。パワーをもらえる。