ホーカー・センターってなに?
「ホーカー・センター」って、要するに飲食屋台の集積場所。東南アジアの街には道路に屋台がズラリと並んでるようなところが少なくないが、そこは何せ統制清潔国家・シンガポール。野放図に屋台に商売させるんじゃなく、いろんな屋台を集めた飲食ゾーンをあちこちに作り、ちゃんと店ごとにAとかBとかの衛生度ランクも表示させてキチッと商売させてるわけ。厳密には冷房のない、半オープンエア状態のものを「ホーカー・センター」といい、ショッピングセンターなんかの中にあり、冷房の効いたところはフードコートっていうらしいが、基本的な構造は同じ。これが、B級グルメ道を求める走る人達にとって「ホーカー・センター」はもうホントに楽しい、美味しい、安い、そして暑い。「ホーカー・センター」は、オーチャード通りの大きなショッピング・センターの中だったり、駅の中だったり色々ある。中には、FoodRepublic(フード・リパブリック)っていう名前の、これはまぁ正確には「ホーカー・センター」と言うより、フードコートっぽく、キレイで新しい。また、「ホーカー・センター」には、食い物だけじゃなく、飲み物やアイスなんかの屋台も出てる。シティーホールから歩いて10分程の所にあるブギスという地区に来ると、ブギスビレッジという人が溢れかえっている通りを抜けると、ブギスのホーカーに到着する。
役立つ情報
・「ホーカー・センター」の作法
①まず自分の座るテーブルを確保する。
②しかるのち、好きな屋台で注文する。料理は大体すぐできるから店の前で待っててもいいし、いったん席に戻って呼ばれるのを待ってもいい(自分の注文が呼ばれたと理解できればだが)
③料理と引き換えにお金を払う。
④食い終わったら食器類はテーブルに置きっぱなしでいい(後で片付けてくれる)。